競輪と競輪選手の家族のサポートについて
2018/07/25
競輪というと、ギャンブルというイメージがあり、嫌悪感がある人もいます。しかし、競輪自体はとてもシンプルな競技で、見ていてすがすがしさも感じます。最近は、多くの人が競輪に興味を持てるように、さわやかなコマーシャルも流れています。
確かに競輪は、お金をかけるのでギャンブルというイメージが付きまとってしまいますが、中には自転車で走る人を見たいと思っている人もいます。
簡単に言うと、自転車での競争なので誰が見ても分かりやすく、またシンプルな競技でもあります。だからこそ、それを極めるのが難しいともいえるのです。競輪選手を見ると、太ももが筋肉でごつごつしていて、普段から食生活や生活習慣に気を付けている人がほとんどです。
以前、競輪選手と結婚した人のテレビ番組を見ましたが、奥様が旦那様に食事や生活習慣など、とても気遣っているのが分かりました。
食事はバランスよく、筋肉が付きやすく、さらに疲労が取れやすいものを中心に作り、さらに家では、極力リラックスできる雰囲気づくりを心がけているとのことです。それだけ見ても、競輪というのは選手だけでなく、家族も同様に戦っていると感じました。
奥様が言っていたのは、一番は賞金より何よりも怪我をしないこと、ということでした。怪我をしないこと、それだけをいつも祈っているという内容でした。競輪はたかが自転車と思われがちですが、転倒したり、他の選手とぶつかると選手生命にかかわります。
また怪我が長引いたり、後遺症が残る可能性もあります。自転車といえど普通のママチャリとは違うので、ものすごいスピードが出るわけだし、ブレーキがないので走り出せば自分で制御することも難しいです。そんな危険と隣り合わせで戦う選手は大変だと本当に感じました。
かなりの賞金がでるのは、当然だと思うし、自分の走りで誰かを楽しませることができるというのは、ある意味夢がある職業かもしれません。
正直、競輪選手は年齢を重ねると、どうしても現役を継続することが難しくなります。選手生命が短いのが競輪でもありますが、だからこそ魅力があるのかもしれません。
現役を引退した選手がどうなるのか気になりますが、多くの競輪選手がいてその中で結果を出せるのは、ごく一部の選手だけです。中には選手になっても、日の目を浴びることのできない人もいるはずです。そういった人は賞金の獲得も難しいし、現役を継続するのも困難です。
男性なら競争心がある人が多いですが、競輪という競技もその一つかと思います。
