競輪の魅力は競輪選手そのもの強さ
2018/07/25
競輪選手は、他のスポーツ選手と比べても遜色がないくらい、強靭な肉体を持っています。競輪は、時速何十キロというスピードでバンクを走ります。
しかも、選手同士が1着を争って全力でペダルを踏んでいますので、接触することが日常茶飯事です。その接触の結果、転倒してしまうこともあるのです。
場合によっては、その転倒で骨折することも珍しくありません。しかし、競輪選手はそこから立て直してまたレースに復帰します。それは普段から肉体をとことん鍛えぬいているからこそできる芸当であり、強靭な肉体を持っているからに他なりません。競輪選手にケガはつきものといわれますが、そんなケガにも負けないような肉体づくりをしています。
また、競輪選手が強靭なのは、肉体のことだけに限りません。肉体のことだけではなく、精神面もかなりタフです。むしろ精神面のほうが、競輪選手としての特徴なのかもしれないです。
上記したように、競輪選手にケガはつきものですが、そこからまた這い上がってくるのは強い精神力のなせるわざです。骨折するほどのケガをしたら、普通はレースでスピードを出すことに恐怖感を抱いたとしても、おかしくありません。
しかし、競輪選手はその恐怖感を乗り越え、むしろパワーアップしてバンクに帰ってくるのです。本当に恐怖感を克服しているのかといえば、そうでない部分もあるはずです。
ですが、その恐怖感に負けるのではなく受け入れることでさらにたくましくなり、競輪選手として一段階成長します。競輪選手が、仕事場にしている競輪の世界は非常に厳しい世界で、トップレベルで勝負できるのは全競輪選手のほんの数パーセントほどです。
その厳しい世界で活躍するためには、ちょっとやそっとのアクシデントやトラブルに負けていられません。それらのアクシデントやトラブルなど、逆境を乗り越えてこそトップレベルに近付くことができますので、そこが競輪選手の凄いところです。
競輪場へ行けば、そんな熱い魂を持った競輪選手が繰り広げる白熱のレースを目にできます。
観客は車券を買ってレースを観ているだけですが、それだけでも競輪選手の気持ちは何かしら伝わってくるものがあります。競輪のレース中は、どんなレース展開になるのか固唾をのんで見守るだけしかできませんが、ほんの僅かな時間の間でも競輪選手の凄さは十分伝わってきますし、そういうところが競輪に惹きつけられる点です。
ですので、競輪は競輪選手の凄さが、大きな魅力のひとつになっています。