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競輪(各地区の様相)

2018/07/25

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競輪といえば個人競技であると同時に、各地区同士で戦うチーム競技の側面が有ります。

そのため歴史的に見ても、地区の勢いというものが個人の成績に与える影響が非常に大きいです。各地区の様相を理解することが、今年の競輪を楽しむ大きな材料になるでしょう。

《北日本》
新田祐大、渡邉一成を筆頭に、スピード豊かな選手の多い地区。脇を固めるのが菊地圭尚や山崎芳仁等と、競輪界のトップ層であることからも、選手層の厚さを感じさせる地区ですので、タレント軍団と呼んでも過言はないでしょう。

古豪伏見、新進気鋭の新山もおり、今後も長く活躍選手を輩出する地区でしょう。

《関東》
昨年の競輪GP2着武田豊樹を筆頭に、ラインの戦いを重視する規律ある地区。吉田や吉澤等の若い先行選手も揃っており、近畿や中部と3分するほどの勢力です。

また、競輪界で一番安定のある男である平原康多が縦横無尽の活躍を見せており、彼がグレードレース戦線での活躍を左右している地区です。キャリアを通しても最盛期と呼べる圧倒的な数字を残しているため、平原-武田のラインを見かけることが多くなっています。

《南関東》
渡邉晴智、中村浩士と名マーカーが揃う地区であり、先行選手も若手が豊富な地区ではあるが、一線級を前にすると見劣りする場合が多い地区です。近況はラインを意識したレースが多くなっており、記念を中心に優勝選手を輩出しており、盛り上がっている地区です。

期待の選手はG2を制した郡司浩平。彼を中心に若い選手も多いだけに、今後に期待です。

《中部》
かつては山口幸二、山田裕二と統べる役割の選手がいましたが、近年はリーダー格が不在といった印象です。浅井康太や加藤慎平が競輪GPを制したとはいえ、引っ張っていく印象にはなく、緩い連携で個々の力を活かしていく地区です。

とはいえ個々の力は非常に強力で、S級S班の浅井康太や先行力ある深谷知広・竹内雄作とタレント揃い。中部は近畿と連携を取ることも多い地区でもあり、準決勝以上に選手を送り込んでくる、底力のある地区と考えられます。

《近畿》
競輪界のカリスマ村上義弘を中心として、ラインで戦う地区です。以前は村上義弘が孤軍奮闘という印象でしたが、最近は力ある若手の先行選手が数多く揃い、組織で戦うレースは大レースでこそ威力を発揮します。

三谷竜生や脇本雄太がラインを引っ張り、村上義弘や稲垣裕之が援護するレース内容は、現代競輪でも少なくなった情緒ある競輪の魅力を見せてくれると思います。

《中四国》
S班こそ岩津裕介がいるものの、他地区と比べると自力選手が少なく、地区としては厳しい戦いを強いられています。時に近畿の3番手を固めるケースも多く、地区としてよりも個々の選手として生き残りを狙うレースが多いです。その中でも原田研太郎や太田竜馬のような先行選手が出てきており、それによって存在感を増しています。

《九州》
かつての競輪王国ですが、現時点での存在感は他地区に劣っている印象があります。それでも個々の力は見るべきものが有り、タイトルホルダー中川誠一郎や園田匠と地力ある選手が揃っており、タイトル戦線では無視できない地区です。

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