競輪を好きになった切っ掛けとその醍醐味について
2018/07/25
競馬が好きな人は多くても、案外と競輪が好きな人は少ないですよね。その理由は色々あるでしょうが、私も最初に好きになったのは競馬でした。
子供の頃、有名な両さんでお馴染みの漫画｢こちら葛飾区亀有公園前派出所｣にハマり、初期の頃には両さんが赤鉛筆を耳に挟めて競馬に夢中になっているシーンが頻繁に登場したのです。
そのシーンが本当に印象的だったので、競馬とはどんなものを興味が出て、父親が日曜日になると夢中で競馬テレビを見ていた事もあり、色々と質問をして徐々に詳しくなったのが、経緯です。では、競輪にハマったのは何が切っ掛けかと言うと、社会人になりパチンコや競馬を始めるようになった後なのです。
なぜ、こんなに遅くなったのか不思議なのですが、逆にだからこそ今では一番ハマっているギャンブルとなっています。
もちろん、競輪の存在は知っていますし、何度かやるチャンスがあったのですが、競輪場に行く当日に急用や風邪を引いたなどがあって、タイミングを逃していました。しかし、忘れもしない25歳の時に、地元に競輪の場外車券売り場が大々的に完成したのです。
それまで、競輪などはギャンブルでも地味というか、若者や素人を寄せ付けない雰囲気がありましたよね。しかし、この場外車券売り場が完成して、女性や素人では入りやすい場所になったのです。それに私の地元は遊ぶ場所が少ないので、こんな建物が完成したら競輪に興味が無くても、一度は話のネタとして通うものです。
私もその一人でしたが、違いとしては競馬やパチンコが大好きと言う事です。それは、最初は遊び半分だったのですが、本気でハマるのに時間が必要になる訳がありません。あっという間に、競輪に夢中になりました。良く言われる競輪と競馬の違いですが、私が個人的に思っているのは、競輪は自転車競技で人間が自分の足で漕ぎますよね。そこにドラマ性があります。
だから、負けてもその選手を応援しているのです。ずっと、負けていた選手がやっと勝った時は、これほどうれしい事もありません。
それと超高額配当の可能性があるのも、競輪の醍醐味の一つです。過去には100円や200円で、4億円以上の配当が実際に出た事もあるのです。これなら宝くじ以上の夢がありますよね。それに、宝くじだと券を握りしてレース場や画面に噛り付くとは無縁ですが、競輪にはこれがあります。あの興奮は株やFXなどの投資とも全く違う、最高の熱気を与えてくれるのです。
私は競輪が大好きですが、だからと言って友人やこれを読んでいるあなたに、無理やり勧めるつもりはありません。もちろん、実際に体験して遊んだ方が、毎日の退屈な生活から抜け出して面白いのは確実ですが、これには合う合わないという体質があるからです。
それと、私の考えとして、大人になれば競輪がどんなものかは知っていますよね。その存在を知っていて、それでも遊ばないならそれが運命なのです。
そして、私は競輪の興奮を知ってしまった人生を、これからも歩んで行きます。
