競輪選手という職業について
2018/07/25
競輪選手になるためには、どのようにすればいいのかあまり知られていない部分が大きいといえるでしょう。競輪選手は、何か特別な才能がなければ、一部の人しかなることが出来ないというイメージがあります。
しかし、実際には競輪選手は、学校に行って訓練をすることでなることができます。
もちろん一定の実力や脚力、体力が必要とされますが、競輪選手になる夢を持っているのであれば、目指すことは可能です。競輪選手は、実は国家資格で認められている資格です。入学をするためには17歳以上であること、そして高卒以上の学歴が必要となります。これらの条件を満たすことによって、日本競輪学校へ入学をすることができます。
もちろん、競輪学校へ入学する場合には、受験が必要です。こちらの受験ですが、まずは技能試験があり、特別な技術、才能が認められる場合には、特別選抜試験を請けることが出来るようになっています。さらに、適正試験の一般入試などもあります。
完全な全寮制で学校で生活することになります。このように競輪選手を目指すためには、まずは学校に入学する必要があります。競輪は日本の公営ギャンブルのため、このように国家資格が必要となる職業ですが、入学と同時に卒業することは確約されています。
競輪というと男性のイメージがありますが、最近で女性の入学者も増えていて、女性の競輪にも国は力を入れています。入学している方は、身体能力が高く心肺機能が高い方が多いです。
高校時代にはなにかインターハイなどで、賞を取っているという方がほとんどですので、こういった方が有利になるといえるでしょう。競輪選手の年収は高く、最初のうちでも400万～600万円ほどの年収になります。また三十代になると、年収1千万円も超える方も居ますし、S級の選手になると、年収は二千万～三千万にも上ります。
競輪選手は、非常に年収が高い職業ですので、それを期待してこの職業を目指す方も多いです。競輪選手の引退後ですが、賞金を資金として、第二の人生を歩む方もいます。
たとえば、不動産業へ転職をしたり、飲食店やショップのオーナーを目指すなど、有名選手であればさまざまな道があります。また、競輪の道で活躍することも引き続き可能で、解説者として活躍をされる方も居ます。また、地道に長く、選手生活を続けている方も居て、体力が続きさえすれば、長く続けることも自分次第では可能です。
