競輪ならではの醍醐味は速さと熱さ
2019/10/07
競輪が「おもしろい」と思えるのは、競輪ならではのスピードレースを見られる点です。競輪ではプロの競輪選手が信じられないぐらいの速さでバンクを走り抜けていきます。
その速さは尋常ではないですから「そんな速いスピードを出してカーブを曲がり切れるのか」と心配になってしまうほどです。プロの競輪選手はもちろん訓練を重ねていますから、それだけ速いスピードで自転車を走らせていてもカーブをしっかりと曲がり切って最後までゴールします。その速さの原動力になっているのが人間の力だというのですから驚きを隠せません。
その速さを見られることが、競輪のとても大きな魅力です。競輪は車券が当たるか当たらないかだけではなく、レースそのものの見応えも十分あります。
それだけ速くて熱いレースを競輪では見ることができますので、当然のことながら車券の予想にも熱が入ります。その日1レース目はまだ予想モードに頭が切り替わっておらず、とりあえず様子見するような気持ちで車券を買います。
ですが1レース目の結果がどうなるかで、気分はガラリと変わります。競輪を予想することに集中し出し、頭が予想モードに自然と切り替わります。もしも車券が当たっていれば「次のレースも当ててやるぞ」という気持ちになりますし、当たらなかったら当たらなかったで「次のレースこそは当ててやろう」という気持ちになるのです。
その日車券を買う1レース目はまだどこか冴えていなかった頭も、1レース目の結果が出れば否が応でもスイッチが入ります。それはその日買う最後の車券まで続き、レースの結果に一喜一憂します。
とてつもない速さで走り抜けていく競輪選手が最終的にどういう結果を残すのかに注目するので、選手だけではなく車券を買う方も真剣な気持ちになっています。普段の日常生活の中でそこまで真剣に何かと向き合うようなことはなかなかありませんので、そんな真剣な気持ちに自然とさせてくれる競輪は時間を忘れるぐらい興奮してしまいます。
それは淡々とした日常生活の中でとてもいい息抜きになりますし、運よく車券を当ててプラス収支になれば、ほくほく顔になってしまうほど嬉しいです。悲喜交々あるのが競輪ですが、ほどほどに楽しみさえすればいい娯楽なのは間違いありません。
競輪は選手たちが熱い思いを乗せてレースに臨んでいますから、目には見えない気持ちが伝わってくるのも競輪の醍醐味です。競輪にはそんなおもしろさがありますので、これからも注目していきたいです。